【家を売るとき】【家を買うとき】
不動産会社に仲介を依頼し、売却・購入した際に支払うのが仲介手数料です
売主と買主の間で案内や価格調整や役所調査・重要事項説明書・契約書作成
決済の段取りなどを行う不動産会社に支払う手数料のことです

金額の上限は
売買代金が400万円を超える場合　　　　　「売買代金×3％＋6万円＋消費税」
売買代金が200万円超400万円以下の場合 　「売買代金×4％＋2万円＋消費税」
売買代金が200万円以下の場合　　　　　　「売買代金×5％＋消費税」 が上限となる

仲介手数料は取引が成立したことに対する成功報酬なので
売却や購入の仲介が成立しなかった場合は支払う必要はありません

不動産登記は、不動産の売却や購入する際にその不動産の所在や面積・建物の構造
所有権・抵当権などを法務局の登記簿に記載することです

登記にはいくつかの種類があり

（１）所有権保存登記
最初に行われる所有権の登記のことです（建物等）

（２）所有権移転登記
前の所有者から所有権が移ったことを明確に示すために行う登記のこと
中古住宅の場合は、土地と建物それぞれについて所有権移転登記を行います
新築住宅の場合は、土地についてのみ売主から買主への所有権移転登記を行い
建物については所有権保存登記を行います

（３）抵当権設定登記
住宅ローンを利用して不動産を購入した場合はローンの返済が滞った際に
その不動産を差し押さえることができる権利・抵当権の登記が求められます

登記を行うにあたっては「登録免許税」を納めなくてはなりません
また、登記の手続きを司法書士などの専門家に依頼した場合はその報酬が必要になります

【融資手数料】
住宅ローンを借りる際に金融機関に対して支払う手数料のことです
金額は金融機関によって異なり、融資額にかかわらず定額型で設定している
金融機関もあれば、定率型を採用している金融機関もあります

【ローン保証料】
保証会社に保証人となってもらうための費用のことをいい
もし不測の事態で契約者がローンを支払えなくなった場合には
保証会社がローン会社へ弁済を行うシステムのことをいいます

金利に上乗せされたり、一括払いで支払うなど、金融機関によって
支払金額や方法は異なりますが、 住宅ローンの諸費用の中でも
最も高いのが、ローン保証料です

住宅ローン利用の際の要件の1つになっている火災保険料は保証内容によって
金額は異なり、近年では地震による被害も発生しているため、
地震保険料を支払う場合は、地域や構造によって異なります

上記以外に、引っ越し代や家具・電化製品など、身の周りの費用や
不動産取得税などもかかるため、余裕のある計画を立てることが重要です