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住宅ローンが払えない!

誰にでもあり得る?

住宅ローンが払えない!
住宅ローンの返済が遅れたり、返済不能な状態が続くと
住宅が競売にかけられることが有ります
その場合、かなり安い価格で売却することに!
様々な事情でローンが払えなくなった場合
どのような手段をとるべきなのでしょうか?

住宅ローンの支払いが滞るとどうなる?

住宅ローンの支払いが遅れると、金融機関から督促状が届きます
そのまま支払いをせず放置していると、やがて債権が金融機関から
保証会社や債券回収会社に移ってしまうことになります
ここまでくると、親戚や知人からお金を借りてローンの残りを
一括返済するか、マイホームを手放してローンの返済に充てるしかなくなります

ここでポイントになってくるのが不動産の市場価値(売却の値段)です

①住宅ローンの残高が市場価値より少ない場合は
 金融機関としては全く問題がない(全額回収)ので 
 スムーズに売却許可を得られるでしょう

しかし

②住宅ローンの残高が市場価値より多い場合は
 金融機関から売却の許可を得るのはかなり難しく
 (負債が残るため)なるでしょう
 

ローンが残っていると家が売れない?

住宅ローンが払えなくなった時、多くの人は不動産を売却し
残ったローンを返そうと考えるでしょう!
しかしローンが残っている不動産を勝手に売ることはできません
金融機関によって抵当権が設定されているからです
ローンの残った不動産を売却するには、お金を借りた金融機関の
許可が必要になります

競売とは?

金融機関で住宅ローンの融資を受けると、担保として抵当権の設定がされます
住宅ローンの返済が滞った場合に、金銭回収を目的に不動産売却手続きを
裁判所に申し出、その後、競売にかけられます
競売にかけたからといって残りの債務の全てが消えるわけではなく
その後も、残金の返済を続ける必要があります
不利な競売を避け、できるだけ有利にマイホームを売却することが大事です

強制的に競売にかけられ、大切なマイホームからの立ち退きを迫られることに!
競売になれば一般的な相場より安い額で取り引きされるうえ
売却情報がインターネット等で告知されてしまいます
近所や周りの人に競売にかけられたことを知られるかもしれません

競売以外の売却方法

競売以外の売却方法としては「任意売却」や「リースバック」があります。

①任意売却
 任意売却とは不動産会社など不動産取引のプロが、
 保証会社や債権回収会社(債権者)とローン契約者(債務者)の間に入り
 調整や交渉をして不動産の売却を行う方法のことです

 任意売却を選ぶことで競売より有利に売却することが可能です
 少しでも負担を減らし、より良い状態で新しい生活を始めるに
 任意売却に実績のある不動産会社を選ぶことが大切でしょう

②リースバック
 リースバックとは、自宅を第3者に売却し、賃貸借契約を結んで
 家賃を払いながら同じ家に住み続けられる仕組みのことです

まとめ

時間の経過は状況を変えていきます
でも、住宅ローンの支払いは毎月必ず来ます

不動産を購入する際に

①不動産購入の金額に無理はないか?
②月々の住宅ローン返済額に無理はないか?
③借入年数に余裕はあるか?
④自己資金や貯金はあるか?

それでも、予期せぬことが起こるでしょう?

住宅ローンの返済が滞る前に不動産会社、弁護士、金融機関に
相談し、より良い解決方法を探ることが大事でしょう。